IPFウェブ研究会について

IPF ウェブ研究会は、特発性肺線維症(IPF) および その周辺疾患に関心の高い先生方による知見の共有化を目的とし、 IPF の診断と治療の進め方や患者さんの指導法などの実地臨床に役立つ情報をお届けするための医師限定サイトです。

済生会熊本病院 菅 守隆 先生ほか本領域に造詣の深いオピニオンドクターに世話人としてご参画いただき、ウェブ上での症例検討会の定期開催、 IPF の治療に関する質問掲示板などの活動を通じて、実地臨床の先生方の知識と経験の交流の場をご提供いたします。

本サイトは、世話人の先生方の技術指導のもと、塩野義製薬株式会社によって開設・運営されています。
IPF ウェブ研究会へのご参加には本サイトへの会員登録(無料)が必要になります。
また、本サイトのすべてのコンテンツは無料でご利用になれます。

代表世話人 ごあいさつ

IPF(特発性肺線維症)は、特発性間質性肺炎(IIPs)の中で最も多く遭遇する一病態ですが、診断に難渋するケースも多く、周辺疾患との鑑別が難しい疾患でもあります。特発性間質性肺炎の正確な患者数は不明ですが、最近の研究では有病者数は 10 万人あたり 11.8 人であると報告されており、また、画像疫学では更に多くの患者の存在が示唆され、従来考えられているよりも多くの患者が存在することが判ってきました。このように、IPFはその周辺疾患も含めると、主要な呼吸器疾患に比べて数は多くはないものの、決して日常臨床において稀に遭遇する疾患ではないと思われます。その一方で、IPFの病態や治療法などについてはまだまだ解明されておらず、初診時からの平均生存期間は 3 ~ 5 年間といわれる予後について明らかな改善を見た治療薬は無く、現状では悪化を阻止することが治療目標となっております。

そのような状況において、日本では、抗線維化剤であるピルフェニドンが世界に先駆けて臨床に供され、IPFの病態や治療法に対する新たな知見を集積することが可能となり、その成果が注目されています。

IPFは疾患そのものが非常にバラエティに富む、ヘテロな患者集団を包含していると考えられているため、先ほど述べましたように、周辺疾患も含めて、診断と治療に難渋する疾患の一つで、その治療・管理方針の決定には IPF の病態上の特徴を詳しく理解することが重要です。

そこで本研究会では、ウェブでの症例検討会の定期的な開催、 IPF の治療に関する掲示板などの活動を通し、 IPF の病態上の特徴の理解を深めながら、 IPF 治療に関する知見の共有化を図ることを目的としております。したがって、 IPF の診断の進め方や治療法、患者さんの指導法など、実地臨床の先生方の知識と経験の交流が大きな意義を持つものと考えられます。

研究会を共有ウェブサイト上で行うことは、今後の情報交流での活発な意見交換を行うための試行的側面がありますが、必ずや先生方の研究活動を進展させ、同時に日常における診断水準向上に寄与するものと確信いたしております。皆さまの積極的なご参加をお待ちしております。

IPF ウェブ研究会 代表世話人
済生会熊本病院 予防医薬センター センター長
菅 守隆

世話人

代表世話人
済生会熊本病院 予防医薬センター センター長 菅 守隆 先生
世話人
神奈川県立循環器呼吸器病センター 呼吸器内科 部長
小倉 高志 先生
天理よろづ相談所病院 呼吸器内科 部長
田口 善夫 先生
日本医科大学内科学講座 呼吸器・感染・腫瘍部門 教授
吾妻 安良太 先生
事務局
:塩野義製薬株式会社内 IPFウェブ研究会事務局  
運営開始
:2011年2月1日

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